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乾燥肌のトラブル対策
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日本人女性の多くが抱える肌トラブル、そのなかでも特に多いのが「乾燥肌」。今や日本人の約80%近くが、自分は「乾燥肌」だと思っています。文明発達による環境の変化、紫外線の増加や長時間エアコンの効いた場所にいたりするなど、知らず知らずにお肌へ悪影響をもたらしています。
お肌はとってもデリケート。自分でも気付かないうちに乾燥を起こし、お肌もあなたに助けを呼んでいます。そんなお肌にあなた自身の助け舟を出してみませんか?乾燥肌対策でバランスのとれた潤いのあるお肌へと改善していきましょう。
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乾燥肌のしくみ |
乾燥肌は敏感肌の傾向も持ち合わせている人が多いのです。敏感肌の場合、表皮が薄かったり反応してしまうアレルギー物質が多かったりなどの原因で外側からの影響を直接受けやすい肌ですが、乾燥肌も角質の水分が不足しているため顕微鏡で見ると表皮が乾燥し薄くなり、めくれています。また表皮の皮脂コーティングも薄く外からの刺激に敏感になります。
健康でみずみずしい肌には、角質層に天然保湿因子(NMF)がバランス良く生成され、肌の水分量を一定に保つ働きをしますが、何らかの原因でそれが阻害された肌は、水分蒸発を食い止めるバリア機能を失い、水分不足に陥ります。やがて乾燥気味で層の薄くなった表皮は、カサついたり外からの刺激にも敏感で影響を受けやすくなるだけではなく、肌荒れの原因ともなりやがてシワにも繋がっていきます。
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乾燥肌の改善には何よりも保湿 |
これは乾燥肌以外の全ての肌タイプにも言えることですが、肌にとってもっとも大切なものは保湿です。肌にはセラミドなどいくつかの細胞間物質や天然保湿因子によって自己防衛機能を備えていますが、現代は食習慣・生活習慣の乱れ、汚染物質、過度のストレス、大気汚染やエアコンなど肌にとっては過酷な環境です。その中でやがて肌はバランスを崩し自己防衛機能も弱まっていきある人は脂性肌、ある人は敏感肌とあらゆる肌トラブルの原因となります。
そのなかでも乾燥肌は代謝や分泌が弱まり、肌はカサカサし荒れてきてSOS信号を出しています。まるで水不足に陥った植物か水の枯渇した湖底と似ています。そういうときには先ず、角質層に水分を補給して、肌を休ませてあげる事が一番です。水分を充分補給したら、その水分を肌に留めるために保護膜を作ってあげる必要があります。
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