|
|
|
|
|
|
|
|
麻の実油の必須脂肪酸 |
初めて麻の実油を手にしたとき、あなたはそのナッツの様な香りと薄緑の色を見てきっと手に取ったり口にしたくなったりするでしょう。光に照らせば金色に輝くそのオイルをひとたび口に入れれば更に強い木の実の香りが口いっぱいに広がります。普通の食用油に慣れている人は、この独特の風味にちょっと戸惑うかもしれません。しかし何度も使っているうちにあなたはその風味に釘付けになることでしょう。
麻の実油はその見た目や香りだけでなく多くの独自性を持っています。それは油の中で最も栄養価に富み、また必須脂肪酸のバランスの上では他の植物油はこれに及びません。麻の実油を特徴付ける最も重要な要素は必須脂肪酸です。
人間が食物として外部から必ず摂取しなくてはならない脂肪酸を必須脂肪酸と呼び、そのなかにリノール酸(n-6系)とα-リノレン酸(n-3系)、γ-リノレン酸があります。この2種の必須脂肪酸はホルモンと同じような働き方をし、しかも作用は正反対です。例えば、リノール酸は血液を固め、α-リノレン酸は血液を柔らかくします。ですから、この2種の脂肪酸はバランスよく摂らねば、かえって体に害をもらたします。麻の実や麻の実油にはこれらの必須脂肪酸がバランス良く含まれています。
α-リノレン酸を摂ることにより、高血圧,、肥満、痴呆症、糖尿病、高コレストロール血症、心臓病、結石症、アトピー性皮膚炎、アレルギー、潰瘍などの多くの現代病や生活習慣病の予防及び改善が期待できます。またα-リノレン酸は、青魚に含まれているEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)で注目される健脳成分と同じn-3系の脂肪酸ですので、麻の実油は頭にもいいのです。脂肪太りの心配もありません。
厚生労働省では4(リノール酸)対1(α_リノレン酸)の割合で摂ることを推奨しています。麻の実油はすべての食用油のなかで、この割合にもっとも近いのです。
麻の実油に含まれる脂肪酸(全脂肪酸中 %) |
不飽和脂肪酸 |
リノール酸 (n-6系)※ |
56% |
α-リノレン酸 (n-3系)※ |
19% |
オレイン酸 |
12% |
γ-リノレン酸 |
3% |
ステアリドン酸 |
1% |
飽和脂肪酸 |
パルチミン酸 |
6% |
ステアリン酸 |
2% |
アラキジン酸 |
1% |
※必須アミノ酸 |
麻の実油は、油全体に含まれる飽和脂肪酸の値が約8%と、食用油の中ではもっとも低い値を誇っています。また、亜麻仁油だけがリノレン酸含有率が58%と麻の実油に勝っているものの、麻の実油は必須脂肪酸のトータル値が80%と、最も高い値を誇っています。
麻の実油に含まれる必須脂肪酸の曲がった形は互いに絡み合いそれぞれを分解から防ぎます。必須脂肪酸は滑りやすいので、食用油やショートニングに多く使われ、直線状の構造(トランス型)を持つトランス脂肪酸や多量に摂りすぎると弊害のある飽和脂肪酸のように動脈につまることはありません。※コレステロールを減らす作用があるリノール酸やリノレン酸など多価不飽和脂肪酸などでも、精製する過程でトランス脂肪酸や飽和脂肪酸が作られてしまいます。
必須脂肪酸は発育や活力、精神状態を管理します。リノール酸やリノレン酸は肺から吸収された酸素を人体の各細胞へと行き渡らせる活動に関っています。それらは、ウイルスやバクテリアの進入を阻止する細胞膜に酸素を保有させます。それらのウイルスやバクテリアも酸素があると成長できません。
また、リノール酸やリノレン酸は微小なマイナス電気を帯び、多くの場合、とても薄い幕を張る傾向があります。この特性は毒素などの有害物質を表皮や腸、肺やじん臓などに持ち運ぶ働きをし、やがて毒素は取り除かれて行きます。
なぜ現代の私達は必須脂肪酸が必要なのでしょうか?加工食品は私達の体のγ-リノレン酸の生産を制御してしまいます。人体がγ-リノレン酸を生産するにはリノール酸とα-リノレン酸等の必須脂肪酸を高い割合で含む食物を摂取しなければなりません。しかし、現代殆どの人が日常の食事から充分な量の必須脂肪酸を得られていないのが現状です。
適切なホルモン調整ができなければ(麻の実油のγーリノレン酸のひとつの働きとして適切なホルモン調整を助けます)不適切な血糖値レベル、体重増加、または湿疹や乾癬(かんせん)などの皮膚病、ひいては月経前症候群(月経前の緊張症状頭痛, いら立ちなど)の問題や更年期障害の原因となります。また、γ-リノレン酸はリューマチ性関節炎の治療に効果があることが分り、さらにγ-リノレン酸やビタミンDを多く含む麻の実食品は骨粗鬆(しょう)症の予防や治療に役立つと見られています。また麻の実油に含まれるクロロフィルは発がん性物質の予防に効果的と考えられています。
子供の発育にも大切:必須脂肪酸は胎児及び新生児の発育に欠かす事のできないものです。リノレン酸を充分に摂っていない場合、幼児の特に脳の発育が遅くなり、湿疹や発疹などの皮膚の障害を発生させます。また、慢性的な下痢や腹痛の原因になることもあります。
妊娠期間や授乳期間に妊婦及び母乳を与える人が充分な必須脂肪酸や高度不飽和脂肪酸を摂取することは非常に重要ですが、麻の実油はこれに最適です。70%もの赤ちゃんの脳細胞が出産前に発育するからです。胎児の急激な発育期間には、胎児は妊婦の日々の食事によって蓄えられた必須脂肪酸によって養われるので、日常的な麻の実油の摂取は非常に有効です。
脳の約60%は脂肪で、そのその3分の1が必須脂肪酸です。そのため、脳が適切に働くためには脂肪酸の質と量が大切になってきます。必須脂肪酸の欠乏は子供の学習能力や脳機能の低下につながる場合もあります。
必須脂肪酸はジョアンナ・バドウィグ博士(1979年以来毎年ノーベル平和賞に選考されている)によって、末期がん患者や心臓血管病、胆石、腎臓疾患、にきび、乾燥肌、生理不順や免疫不全の治療に使用され、一定の効果を上げています。
|
参考: ニューエイジ・トレーディング |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
有機麻の実油 |
有機麻の実ナッツ |
麻の実殻付き |
有機ヘンプパウダー |
麻の種子油
内容量:230g
販売終了致しました |
食べやすくクリーミー
内容量:180g SALE:1,134円(税込) |
殻付きの麻の実
販売終了致しました
|
麻の実たんぱく微粉末
(旧 麻の実粉))
内容量:180g SALE:1,080円(税込)
|
|
|
|
|
|