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部分的な病状に直接緩和させる効果的な湿布。精油の芳香と薬効を、清潔なタオルに染み込ませ、目の疲れや肩こりなど、疲れた部分を優しく緩和、リフレッシュさせましょう。芳香による心地良さはもちろん、目のまわりなどのデリケートな部分にも安心して使用できますので、年齢を問わず楽しめます。精油は痛みを和らげる作用のあるゼラニウム、ラベンダー、クラリセージ、サイプレス、ユーカリ、ローズマリーなどが最適です。 |
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1.温湿布 |
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部分的な病状を和らげるには、直接、その箇所に暖かいタオルを当てると皮膚表面の血管が広がり、精油の薬効成分がすんなりと吸収されやすくなります。温湿布は目の疲れ、腰痛、頭痛、生理痛、肩こりなどに効果的です。ただし、炎症、発熱腫れを伴う病状には適しません。温湿布はタオルの温度が下がらないように、別に用意した蒸しタオルを上に重ねたり、熱を逃げないようにラップで巻きつけたり、冷めたら熱湯にもう一度浸すなどして対処します。目に当てるときには、精油が目に入らないように必ず目を閉じましょう。
●温湿布向きな病状
目の疲れ、腰痛、頭痛、生理痛、肩こり、神経痛、便秘、風邪、食欲不振、消化不良、二日酔い、花粉症 |
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洗面器を用意して、熱湯を7部目まで注ぎます。 |
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熱湯を張った洗面器に好みの精油を1、2滴落とし、よくかき混ぜます。 |
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タオルは、火傷をしないよう両端を持ち、持った部分はお湯に浸けないよう熱湯に浸し、軽く搾ります。 |
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患部にタオルを当て、10分ほど置きます。 |
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2.冷湿布 |
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ひんやりと気持ちのよい冷湿布は、日焼け後の肌、運動後の筋肉の疲れ、打ち身、ねんざなどに効果的です。患部によりハンドタオル、ハンカチ、コットンなどを使い分けてもよいでしょう。目に当てるときには、精油が目に入らないように必ず目を閉じましょう。
●温湿布向きな病状
目の疲れ、頭痛、日焼け、打ち身、ねんざ、虫刺され、足の疲れ、外反母趾 |
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洗面器を用意し、10〜15度の冷水を8分目ほど張ります。 |
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好みの精油を1、2滴お湯に落とします。 |
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短冊折りにした清潔なタオルを浸し軽くしぼります。 |
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患部にタオルを当て、10分ほど置きます。 |
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