●第三者にしてもらうマッサージ |
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マッサージには自分で行うセルフマッサージと第三者にしてもらうマッサージに分かれます。誰か信頼できる人がいるのであれば、スキンタッチによる癒しを含めたリラックス効果として第三者にマッサージをやってもらうのがおすすめです。第三者にやってもらうマッサージには手のひらでさする、指でもみほぐす、軽くたたくなどを取り入れた5種類の方法あり、目的別に使い分けると効果的です。筋肉の疲労回復、皮下脂肪の燃焼や、内蔵機能の向上も期待できます。
軽擦法 |
手のひらで、軽くなでたりさすったりしながら、ゆっくりと肌に滑らす方法。血液やリンパ液の循環を促進させます。 |
強擦法 |
手のひらで、強くなでたりこすったりする方法です。軽擦法より力をいれ、強弱やスピードの変化を加えます。皮脂の腹部まで刺激をいきわたらせます。 |
圧迫法 |
マッサージしたい部分に自分の体重を乗せるように手のひらや指でゆっくり圧迫し、ゆっくり戻します。神経の高ぶりを鎮めます。 |
揉捏法 |
手のひらや指先を使い、筋肉や皮下脂肪をもみほぐす方法です。新陳代謝を活発にし、体内に蓄積された老廃物を排除するのに効果的。ゆっくりめにもみほぐすとリラックス効果もうまれます。 |
叩打法 |
力を抜いて交互にリズミカルにたたく方法です。強めに短くたたくと神経や筋肉に興奮を与え、軽くゆっくり長めにたたくとリラックスできます。 |
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●セルフマッサージ |
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自分で行えるマッサージ。部分ごと適した方法により疲れを解消します。
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顔のマッサージ |
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外気の刺激にさらされ、1日の疲れもたっぷりたまる顔は、繰り返しの筋肉の動作で最もシワのできやすい部分です。フェイスマッサージにより老化を遅らせ、トラブルに負けない健康的な肌を作りましょう。オイルを手のひらに取り、顔全体に伸ばし、額、目の周り、頬、口、首へと移動しながらマッサージします。
◆フェイシャルマッサージの詳しい使用方法はこちらが参考になります。
⇒フェイシャル・オイルマッサージにTry! |
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マッサージオイルを少量、手のひらで伸ばし、額を引き上げるように上に向かって伸ばします。 |
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目の回りは中指で優しく圧迫します。頬は頬骨に沿って螺旋を描きながら上に向かって、なでてさすります。 |
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口の周りは下唇の中心から両サイドに向かいます。首のシワは上から下に向かいマッサージします。 |
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体のマッサージ |
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胸から腹部にかけたマッサージは、日ごろのストレスによる便秘や胃痛、冷え性、不眠などに効果的です。胃腸の調子を整え体調を整えましょう。 |
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マッサージオイルを片手に取り、手のひらで腹部全体に時計回りを描くように塗ります。 |
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胸の周りを外側から上に持ち上げるようにマッサージします。 |
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両手を重ねて、おへそのまわりを右回りになでさすります。 |
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両手の指先をそろえ小さなさ円を描きながら、おなかの外側を右回りに移動します。 |
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片手ずつ交互に動かしウエストなどの脂肪をつまむようにもみほぐします。 |
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手と腕のマッサージ |
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オイルによる保湿で冬場の乾燥から手を守り、マッサージにより引き締まった腕を保ちます。肘の内側と脇の下にあるリンパ節に向かってマッサージを行うと、リンパ液の循環を促し、疲れやたるみを緩和します。 |
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手のひらにオイルを取り、手と腕全体になでながらマッサージオイルを伸ばします。腕の外側を上がり、内側を戻ります。 |
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腕全体を手首からひじ、肩に向かってらせんを描きながらマッサージします。ぜい肉のつきやすい二の腕や、カサつきやすいひじは特に念入りにします。 |
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腕の外側を手首からひじまで、親指で強くもみ上げます。次に手の平を上向きにし、内側から同じように親指でもみ上げます。 |
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手のひらにオイルを取り、指先から手首にかけ軽くなで、手の甲から手首の方へゆっくりともんでいきます。 |
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親指で指のつけ根から爪に向かって螺旋を描きながら軽くマッサージする。 |
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爪のつけ根部分(爪母)をマッサージし、指の関節を人差し指と中指で挟み、左右にねじるようにして爪に向かって強く引っ張る。 |
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手のひらには足の裏と同じく体の反射区が集中しるので、手のひら全体を親指でもみほぐします。 |
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最後に手と腕全体を肩に向かって螺旋を描きながら軽くマッサージします。 |
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足のマッサージ |
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あらゆるツボが集中している足裏、心臓から遠くなる下半身は代謝が悪くなり疲れやむくみがでやすい。マッサージして1日の疲れを取り除きましょう。 |
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マッサージオイルを手のひらに取り、片足ずつ足全体に塗ります。片足を両手で挟むようにし、足の前面のつけ根からかかとに向かってなで下げ、裏側は手のひらで包むようにして戻ります。 |
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足の指を1本ずつ甲から指先に向かって螺旋を描くようにマッサージし、足の甲にある親指と人差し指の骨の間のリンパ腺も優しくもみほぐします。 |
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足の裏は交互に小さな円を描くようにもみほぐします。指の裏から始め、かかとへと移動し、各指のつけ根や土踏まずなどを押し戻します。 |
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くるぶしの周りを円を描くようにマッサージします。 |
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両手の人差し指の側面でふくらはぎを交互に、そのまま太ももの内側をマッサージします。 |
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太ももの内側を膝から足のつけ根に向かって螺旋を描きながらマッサージします。 |
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最後にを繰り返します。 |
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首・肩・お尻のマッサージ |
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首を少し横に傾け、肩から首のつけ根までをなで上げるようにマッサージします。こっている部分は、最初は柔らかく、ほぐれてきたら押しもんだりして、少し力を入れマッサージします。 |
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首の後ろは、首から肩にかけ大きく円を描くように筋肉をほぐします。両手の中指で首骨の脇を軽く押しながら、頭のつけ根まで押し上げます。 |
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お尻は、太ももの付け根の外側をマッサージし、お尻の形に沿って外内からもみ上げると、ヒップのシェプアップに効果的です。 |
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